もちろん、職場や、環境によってもいろいろ違いは在るでしょうが、私の経験からわかった事などを主に。もし、どなたか、就職経験をお持ちで、投稿してくださる方がいらっしゃったり、意見を頂ければ、この上なくうれしいかも。
労働許可証について
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| 環境と背景: | |
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まず、状況としては、私は、研修生として、この会社に勤めています。大学のコースの一環で、12ヶ月間、大学を休学と言う形で、給料を貰って、一般人に混じって経験を積むというのが狙いです。勤め先は、大抵学校が斡旋します。個人で探してくるのも、オーケーです。この研修が無事終わらないと最終学年に行けませんから、結構厳しいです。担当の先生が二回、様子を見に訪問に来ます。2001年の7月には、レポートも提出しなければなりません。 |
2002年の秋に無事就職が決まり、今度は本就職と無事相成りました。 前回のは、仮就職、研修だったけれど、今回は長期でのお仕事で、ちゃんと労働許可証も貰っています。 少しずつですが、新しい職場やお仕事にまつわるお話を足していきたいと思います。 |
| 会社: | |
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会社は、ソフトを作る会社で、本社はドイツにあります。要するに私のいる会社は、そのイギリス支社です。 部署は、リサーチ&デベロップメントで、要するに、実際に、製品を開発する部署です。約30人ほどいるみたいです。 年齢層としては、割りと高く、30代後半からそれ以上という人が多く、20代は、私以外には、4人ほどでしょう(これは部署に限っての事)。そして仕事の性質柄、男性が多い。女性は私ともう一人の女性がいるだけ(秘書は別)。私が出てったら、彼女は一人だ! 建物自体は、割りと大きく、まだ出来たばかりで、新しく、街外れのビジネスパークにあります。地域には、その他にも、いろんな会社が点在しています。コンピューター関係の会社が多いのは気のせいか? 新しいせいか、施設などや、机なども、新調で、きれい。 コーヒー、紅茶などは、飲み放題で、みんながんがんカフェイン摂ってて、胃が悪くなりそう。でも、自動販売機だから、さほど美味くは無いけど。 驚いた事に食堂自体はお粗末で、食堂と言うより、休憩所の大きなものって感じ。自動販売機しかなくて、サンドイッチ、サラダなどが買えるみたい(でもおいしくないと言われた)。後は、お決まり、コーヒー、紅茶の自販機と、お菓子(チョコバー、ポテチなど)と、缶ジュース(コーラなど)の自販機。それだけ。「えー?」って感じでしょ? 一応、電子レンジが在って、お皿なども在るので、お弁当持参してくる人も結構いるみたい。この間は、カップヌードルのようなものを食べてる人を見た。(タッパに入れて、レンジでチンしたみたい...さみしー)。後は、近くのパブ・レストランに行く人も。 働く時間は、最近多くなってきた、フレキシブルと言うやつで、週40時間働いて、最低10時から4時まで会社にいれば、いつ来て、いつ帰っても良いと言うものです。ただし、私は研修生のため、9時−5:30で働いていますが。 オフィスの中は、広い間取り(?)で、オープン・スペースになっています。ミーティングルームのようなところ以外は、一続きで、机なども、仕切りが低いので、プライバシーは守りつつ、隣の人も一応顔が見えると言う程度。アメリカの映画で見るようなのとはちょっと違うけれども、日本みたいに完全にとなりと机がくっつきあってるわけでもないです。 服装は(ドレス・コードと言う)、きっちりした、ビジネス用と言うよりは、ビジネス・カジュアルと言ったもので、ネクタイをしている人はほとんどいなく、ポロシャツもオーケーだそうです。 |
今度の職場は前の会社からそう遠くない(実は隣町)のノッティンガムという地域にあります。細かく言うと、市内ではなく、郊外、どちらかというと、丁度、ダービー
とノッティンガムの間くらいになります。 今度の会社は、イギリスの会社で、コンピューターのゲームを作る会社です。会社自体は大きくなく、現在は50人に満たない社員が働いています。 私の仕事は、ゲーム作りとはほぼ関係無い(残念でした)其の他のコンピューター関係のお仕事をしています。 会社では相変わらず女性が少なく、受け付け兼秘書のお姉さんを除くと、私しか女性がいません。1割に満たないという事だ。なんてこった。 前の会社同様、ビジネスパークのようなところにオフィスは建っています。前と違うのは、周りに何も無いこと。一番近いニューズエージェント(待ちのタバコ屋さんといった風情)まで、歩いても5分以上かかります。 一番近いパブまでは何と車で行かないと行けない。 ここは前の会社よりも食事事情が悪くて、食堂すらありません。ちょっとした台所が、1階と2階に1つづつ、冷蔵庫や、電子レンジが置いてありますが、食べるためのテーブルは、1階に1つあるだけ。食べ物自体はおいていなく、お菓子とジュースの自販機がおいてあるだけ。 じゃあ昼などどうするか、と言うと、サンドイッチなどの配達がきます。朝のうちに、注文書に自分の欲しいものを書いておくと、お昼になると配達に来ます。 前の会社ではこういう事はなかったですが、結構普通の事だと思います。丁度、スライディングドアという映画で、グイネス・パルトロウが、サンドイッチ屋でバイトしている時、会社などに配達に行っていましたが、そういう感じだと思って下さい。 夜など、締め切り前で大勢残業がある時は、近くのインド料理屋などから出前を頼む事もあるようです。これは、他の会社であるのかはちょっと分かりませんが、あまりないのではないかと思います。 他には、金曜日には毎週、サンドイッチの他にピザ屋から配達も頼んだりしています(注文が多いので、割引とかあるらしい)。 服装はまるっきりカジュアルです。ジーンズでもスニーカーでも、最悪、短パンにサンダルでも、なんでもオーケーです。外回りとかそういう物が無い職種なので、そういう方針になっています。 |
| 内情: | |
| 残業 | |
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聞いたところによると、イギリスに限らず、ヨーロッパには、残業に対して、ある規定があるそうで、一般的に、週48時間以上働いてはいけないそうです。特に、私の本社のドイツでは結構そういうのがイギリスよりも厳しいみたい。 ただし、契約書に、残業に同意します、と言う風にサインすると、その限りでもないらしい。でも、普通の会社でそう言うのってあまり無いようですが。そう言う風に規定にまでなってるところ自体がぜんぜん違うなあ。 |
基本的に1日9時間働く割合になっています。各自、8時から9時半の間に会社に来ればよいので、みなそれぞれ違う時間に来ます。 締め切りなどがある関係から、そういう時に限っては、残業になりますが、残業手当てはありません。普段の日でも、9時間働こうが、10時間いようが、手当てはありません。 その代わり、ボーナスなどに影響はあるでしょう。 私の場合、独りで仕事をしているのと、特に決まった締め切りとかないので、長い残業はないでしょうね。 |
| お茶汲みOL | |
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まあ、今時そんなの存在するのか知りませんが、とりあえず、私のいる会社には、そういう類の社員がいません。要するに、採用されている社員は、何かしら、役割があって、採用されているわけで、秘書はいるけれども、雑用をやってくれるような、一般社員はいません。 お茶は、各人自分で汲みに行くか、たいていは近くに座っているグループ同士、誰かが汲みに行く時は、みんなのも、って感じです。 私の部署には、秘書がいて、彼女は、一応部長の秘書なんでしょうが、なんとなく、部署の秘書って感じ。とりあえず、部内の大抵のことは彼女が管理してるみたいです。 雰囲気としては、上下関係はあまりない感じです。ぱっと見た時、部長のマイクや、かなり上の社員以外は、みんな同じにみえます。役職を見て、始めて、あ、この人、プロジェクトリーダーなんだ、と分かる事が多い。でも、ぴんと来ないし。 私なんかは、始めたばかりだし、ちょっと違う立場にいるから、わかりにくいのかもしれないけど、とりあえず、そんなにあからさまでないことは確か。 会社自体は、ドイツ系だし、もちろん、コンピューター関係ってだけで、普通の会社とちょっと違うというところはあると思います。 昨日見た、秘書のお仕事の特集番組では、秘書の人が、ボスの面倒を見たり、お茶汲んだりと、ありがちな話しが沢山出ていたし。そういう意味では、一般社員がそういう事をやるというより、秘書にそういう役割が暗黙の了解であるのかも。 |
お茶は、各自、自分で入れます。今回は自販機はなくて、電気の湯沸かしケトルがおいてあるので、備え付けのインスタントコーヒーか、ティーバッグで自分の好きな時に自分でいれます。ミルクは冷蔵庫に随時入っているので勝手に使います。 水は、今日本でもあると思うけど、ポリのタンクに入った給水機みたいなものがあるので、これまた勝手に入れます。誰かが私のためにお茶を入れてくれる事はないです。 自分の好きな時に、一息いれるのも兼ねて、自分で入れに行きます。 |
| 女性の服装 | |
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うちの会社に限ってではないのですが、朝出勤のときなどにすれ違う人々を見ていても、どう考えても、パンツスタイルの女性が多い。 実はかく言う私も、スカートはほとんどはかず、ほぼ99%ズボンです。スカートは雨の日だけ。ズボンのすそが濡れるのがいやだと、そう言う理由だけ(笑)。 もちろん、お店など以外の普通のオフィスでは、制服など、ほぼ無いですから、服装は個人の自由です。 後、結構あるのが、ロングスカート。結構なスリットが入ってるやつとか。そうそう、スカートで素足、も結構いる。後、夏場はサンダル。そんなんいいの?と不思議。未だに、自分では試す気にもなれない。 あ、後、シャツとかをスカートやズボンの中に入れない。最近はすそが短めの腰あたりで終わってるシャツが多いから、中にいれないようになってるんだけど、特に若い女性には人気。(でも他の会社ではないかも。うちはカジュアルオーケーだからかもしれない。) | |
| ボーナス | |
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うちの会社は年2回、夏と冬にボーナスが出る。日本と一緒だよね。 金額はと言うと、個人差がやっぱりあるみたいだけど、最高で年収の10%だそうです。ちなみに、決算の時期(4月)には給料改定もあるらしい。要するに給料が上がるってこと。 コンピューターとかの会社にはありがちだけど、開発された製品には、普通著作権がつく。うちの部署も、製作部なので、開発された製品のいくつかは、著作権を保持しているらしい。普通はここで、コミッション(ロイヤルティとも言う)がつくんだけども、うちはつかないらしい。ロイヤルティとは、開発された製品が売れれば、その何パーセントかが著作権保持者(この場合、会社か、部署)に換金されてくると言うこと。 私の相方はゲーム開発者で働いているため、ゲームが売れれば、お金が入ってくるそうだ。それはまたボーナスとは別。いいなあ。 |
まだ始まったばかりなので何ともいえないけれど、ここではボーナスは年1回の模様(ボーナスは年2回でした。クリスマスボーナスもちゃんともらいました。)。その代わり、他の人たちは、出来あがった製品の売り上げに対して、いくらか、手当てがもらえる仕組みになっています。私はもらえません(しくしく)。 |
| 休暇 | |
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月に2日の割合で有給休暇がもらえて、勤続年数が長いほど、有給も多い。それでも最長28日だったかな?次の年への持ち込みは不可でした。有給年度は1月から始まって、12月に終る。 年の半ばになると、上司から、「今年も半分過ぎました。有給も半分消化しましたか?」とメールが来る。年の終わりになって、有給消化のために、ばたばたと休まれるのは困るので、さっさと休んでおいてねー、と言う事らしい。 土日、祝日はもちろん休み。クリスマス休暇は特になし。普通の祝日だけ休みで、後は自分の有給を使う。残ってない人はもちろん出勤。 病気の時は有給を使わずに休めますが、休んだら、病気届けを出さないといけない(休んだ分給料天引きかどうかは覚えてない)。3日以上続けて休むと、医者などからの証明書や診断書が必要。 |
全員一律で(今の所)年20日。持ち越しは、5日まで。年度は1月から12月まで。 多い方ではないけれど、クリスマス休暇が毎年、24日から1日まであるので(会社自体が休み)、その分有給使わなくてよいから、合わせると結構な日数になる。 病気休みは、有給と別。給料差し引きはないけど、年何日以上か休むとあるかもしれない、とのこと。 |
| 給料 | |
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日本では、普通月給でいうけど、こちらでは大抵年収で言う。募集広告などはほとんどそう。時々週休で広告に出ていることもあるけれど、大抵は年収。でももらうのはちゃんと月ごとです(笑)。大体月の終わり頃(20日とか25日)にもらうのが普通みたい。 イギリスは結構収入税が高い。年収2万ポンドを超えると、すぐに20%+という税金を取られる。 ただ、年収2万ポンドなら、2万ポンド全部に、20%の税金がかかるのではなくて、その中に、免除額(allowance)というのが割り当てられて、その分を差し引いた年収に、20%なら20%という税金が科せられる。 さらに、一人か夫婦かとか、いろんな条件で税率や免除額が変わるので相当ややこしい。 税率は結構毎年変わるのでここには詳しく載せませんが、知りたい方はインランド レベニュー(税務署)のHPへどうぞ。 後、ナショナルインシュアランスという、国民税のようなものを給料から天引き。 |
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| 試験期間というもの | |
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日本で就職経験がないので、わからないのですが、イギリスではたいてい雇用に当たって、試験期間というものがあります。 よほどのことがない限り、解雇されることはありませんが、一人だけ期間終了時で解雇された人を知っています。その人が解雇されたとき、私はすでにその会社にいなかったのですが、友人などを通して聞いたり、私のその人の就業態度などから判断するに、雇用された目的に添わなかったと判断されたようです。実際、その人は与えられた仕事を軽くみて、やらないまま違うことをやっていたりと常識的でなかった面もあったようです。 企業によっては、試験期間中は試験的給与を与え、期間が終了すれば昇給するシステムを登用しているところもあります。 |
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| 個人評価システム | |
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どこの会社でも行っているというわけではないですが、一定期間ごとに個人評価を行う企業が多いです。appraisal systemといい、上司と社員が通常1対1で話し合いを持ちます。 | |
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ある日の出来事: | |
その1.グランド・オープニングセレモニー上記にも書いたように、この支社の建物がまだ出来たばかりで新しく(4月)、ちょうど、私が来て二週目の木曜に、建物のグランドオープニングのセレモニーが催されました。と言っても、午前中は、皆、普通に来て、働いていて、式自体は1:30からでした。 式自体は、簡単なもので、本社のチェアマンが来て、スピーチを行ない、テープカット、で、30分もかからなかったと思います。その後は、近くのパブ兼レストランで、会社員はブッフェ+バーで飲み放題でした。ここぞとばかりにみんなかなり飲んでましたね−。カクテルとか、スピリッツとか、抱え込むようにして買ってきてたりして。とは言っても、早めに切り上げて、会社に戻る人もいて、さまざまでしたが。 私は、飲み放題バーが五時に終わったので、いつもどおりの五時半には帰りましたが、人によってはその後のこって、飲んでいたみたいです。聞いたところによると、その後、40人ほどは、遅くまで飲んで、その後、セールスマネージャーを筆頭に、中華料理屋に行き(なんと、料金は1000ポンドを超えたとか)、ナイトクラブに続き、カジノに行き、お開きは朝4時だったとか。なんとまー。 私には、考えられないような事の一つでした。 その2:パーティー三昧年末ということで、12月から1月にかけて、お出かけが多かったです。 まず、12月半ばに、部署のランチ。これはかなり非公式な感じで、カジュアル。単に近所のパブレストランで、お食事。でも、飲み物以外の3コースランチは全部会社持ち。 1月には、「クリスマス」パーティーと称したディナーパーティー。ホテルの会場で、3コースディナー。バンドなんかも来て、ブーギーウーギー(いったいあんた幾つだ?笑)。しかも、すごい格好のバンド。だってアフロのヅラだもん(笑)。エルビスのようなぴちぴちズボンで、胸はだけて、もう、カッコよすぎ。 でもって、ホテルでのお泊り付き。 飲み物(もちろんお酒)はバーで夜中過ぎまで飲み邦題。シガーなんかぷかぷかやってた馬鹿もいました(おっと)。 しかも、自分の奥さん、または旦那、恋人を連れての出席(いればの話)。この辺はヨーロッパと日本での私生活でのお付き合いの仕方の違いがわかりますね… しかし、太っ腹ねー。 さらに、その後には、部署の年始会議があって、それもお泊りでした。もちろんディナー付き。飲み物も、バーから買って、後で会社に請求。なんだか日本のバブルを思い出させるなあ。 その3:ワイン年末に会社から、お疲れさん、と言う事で、赤と白のワインが1本づつ届きました。赤は97年だかのシャードネイで、白はシャブリでした。白はまだ飲んでない。もったいなくて(笑) 届いた時にゃあ、ちょっとびっくりした。 パーティこちらでも、クリスマスにはパーティがあります。こちらはちゃんと年内です(笑)。 お泊りじゃなくて、ディナーだけですが、パートナー同伴は同じです。多分どこの会社でもこれは同じでしょう。 縁あって、去年と一昨年、この会社のクリスマスパーティに出席していますが、割合と食事が良いところでやるので今年はどこだろうと楽しみです。 配給ゲームが発売されると、何人か、そのゲームに携わった人は無料で、ゲームがもらえるらしい。それと、今ゲームが丁度発売されたのですが、グッズ(T−シャツや、バッジ、ポスターなど)なんかも販売元から送られてきて、配られる。 | |