uk pipeline logo - back to home
賢い貯蓄。ISAの活用
created by kujila AKA nat n@ logo

このご時世、貯蓄は大事ですよねー。
資金の活用、運用と言うと株とかFXとかありますけど、貯蓄と言ったらお得なのはISA。
Individual Savings Accountの略で、税金がかからない口座です。
Cash ISAとStocks and Shares ISAと2種類ありますが、ここではCash ISAについてお話します。

税金がかからないのは利点ですが、その分制約もちゃんとあります。

  1. 一年(税年度)に3600ポンドしか入金できない(限度内ならばいつ、いくら入れても問題ではない)
  2. 一人につき、ひとつしか持てない
  3. 名義保持者が16歳以上である

と言うことです。
たいしたことではないように見えますが、実はこの1番のルールにはちょっと気をつけなければなりません。
なぜなら、口座にいくら入っているかに関係なく「いくら入金できるか」に限度がかかるのからです。

つまり、一旦引き出したら、同じお金をもう一度入金してもそれは入金額に加算(累計)されるからです。
一旦口座からお金が出てしまったら、「戻す」と言う行為はできません。新たに入金になるだけなのです。

例えば。
1000ポンド入金。500ポンド引き出し、300使って、200を戻すとします。
そうすると今年の総入金額は1000ではなくて1200になります。
口座には700しか入っていないのに、入金額は1200になってしまうのです。
本当だったら今年は3600ポンドの貯蓄ができるはずなのに、後2400しか入金できないため、今年の貯蓄総額は3100が限度と言うことになってしまいます。
500ポンド分の利子を損したことになります(厳密に言うと違いますがわかりやすくしておきます)。

つまり、ISA貯蓄でのゴールデンルール(rule of thumb)は「一旦入れたら引き出さない!」です。
しかし、口座の移動はできます。
今の銀行に不満がある。新しい銀行に移したい、となった時どうするか。

絶対に口座から現金を引き出してはいけません。
新しい銀行でISAを開く手続きをとり、そちらの銀行に現ISA口座に入っている貯蓄を移動(transfer)してもらいます。
所定の書類などで手続きすれば、実際のトランスファーは銀行がやってくれます。
このトランスファーは入金にはならないので、限度額に影響なくお金の移動ができます。
ISAは一人ひとつしか持てないので、全額移動になります。
この移動、時間がかかりますが唯一ルールにのっとって損をしない方法なのです。

ISAを最大限に活用するのであれば、年の最初(4月6日)に限度額いっぱい(3600ポンド)入金してしまうことでしょう。
後はほうっておいて利子がつくのを待てばいいだけ。

とはいえ、普通は3600ポンドも毎年ぽんっと出せませんよねー。
でも、他の貯蓄口座からそれを出すこともできます。税金がかかる口座に入れておくよりはISAに入れてしまって、移動した分は後からその口座に充填していけばいいのです。

似たような口座のタイプにregular saverというものがあります。
こちらも限度額がありますが税金がかかります。しかし普通の貯蓄口座よりも利子率が高いものが多いです。
制約はたいてい、月々いくら入金できるか限度があって(最低25ポンド、最高250か300が一般的)、月々自動引き落としのような形で貯蓄するのが一般的。
12ヶ月契約が普通で、その間固定利率のことが多いです。
期間中にsaving regularly(決まった額を定期的に貯蓄)と言うことでregular saverと呼ばれています。

ISAと併用して利用するのがお得だと思います。
こちらは各銀行から各種出ていて、二つ以上平行して持つことが可能です。

詳しくは
* Money Super Market
* Money Saving Expert
などが参考になります。
これらのサイトでは、その時々のお得な口座や貯蓄、お金に関する情報などがたくさん載っているので定期的にチェックするとよいと思います。

[March, 2009]